何かと人間関係が難しい世の中ですね。
とくにママ友との付き合いはかなり気を使うもののようです。
今までは気楽な独身生活、結婚しても旦那との甘い暮らしというストレスの掛からない人生を歩んで来ていたのに、子供ができたとたんに生活が一変するということは女性にはよくある話です。
そして知らず知らずのうちにストレスが溜まっていき、しまいにはうつ病になる方も多いと聞きます。
そこでここではママ友との付き合い方、距離の置き方について考えてみたいと思います。
ママ友と上手く付き合うことの重要性
まず、ママ友達とはうまく付き合わなければなりません。
普通、幼稚園、小学校、中学校と公立に通うと同じ地域であれば同じ顔ぶれになりますよね。
そして当然、親も顔見知りばかりという状態になります。
学校の役員や地域の活動で顔を会わせる機会も多くなります。
そんななか、人間関係で軋轢を生じると子供たちにも影響します。
ママがいじめられてその子供がいじめられるという構図はよくあります。
人は群れを為す動物ですから、ともすれば集団で一人を攻撃するような構図になりがちです。
そしてそれは子供の世界にも伝播します。
自分の子供をそのような目に会わせないためにも母親が周囲と円滑な人間関係を構築しておく必用があります。
ママ友の作り方
そもそも「ママ友」を意識し始めるのはいつ頃からでしょうか。
子供が2~3歳になればまず公園デビューしますよね。
そこで近所の数人と顔見知りになるというところからスタートするのではないでしょうか。
そして幼稚園、小学校と上がるに連れて送り迎えや幼稚園、小学校の行事、役員関係でだんだんと密な関係が生まれてくるという流れでしょう。
その流れの中で自然に母親同士の友人関係ができればそれに越したことはありませんね。
しかし、「友人」と「ママ友」はやはり一線を画すものです。
友人にならなくとも敢えて「ママ友」になることは処世術として必用かも知れません。
子供の遊び相手という視点から捉えても母親同士がよそよそしくしているわけには行きませんよね。
しかし、元来友達作りが苦手という方もいらっしゃいます。
そんなときはまず声かけから始めてみましょう。
ママ友の一番の作り方として良いのは、子供の仲の良い友達の母親とママ友になることです。
子供同士が馬が合っているのならば、親も馬が合うという場合が多いです。
「○○ちゃんのお母さんですよね?いつも仲良くさせてもらってます。」
などと、気楽に声をかけてみます。
ママ友を作るには、この方法が一番の早道です。
特に同じ幼稚園や小学校ならば、近所の方も多くいらっしゃるでしょう。
中には地域のクリーン活動や行事で会ったことがある方もいらっしゃるかもしれません。
その辺りのつながりを上手く利用して、ママ友になることもできますね。
ボスママとの距離感
幼稚園や小学校などになれば、必ずボスママというママさん達を仕切る存在が現れます。
それが良い人ならば良いのですが、集まり好きだったり、無理矢理嫌な役員を押し付けたりする、モンスターママな場合があります。
そのような場合全く関わらないようにすれば、ママ達からのいじめの対象となってしまう場合があり、仲良くすれば、毎回お茶会の集まりなど、強制的に参加させられる場合があるので、適度な距離を保って行動しなければなりません。
そして、ボスママの中には、旦那の職業や乗っている車、住んでる場所などで人を判断するとんでもない方もいらっしゃいます。
なるべくそのような事は、ボスママには知られないようにしましょう。
この手の方は、自分の好き嫌いで、変な噂を流したりする可能性がありますので、適度な距離で機嫌取りしましょう。
ママ友だけが全てではありません
ママ友の人間関係でノイローゼになる方も多いです。
着ている服やブランド、乗っている車など、見栄を張らなければいけない感覚になり変な競争に巻き込まれるママさんもいます。
専業主婦の場合、それが世界の全てとなってしまい、ノイローゼになる方もいらっしゃるほどです。
そこで言っておきたいのが、
「ママ友が全てではありません。」
ということです。
子供がいれば旦那もいて、友達もいるのです。
まるでそれが世界の全てになってしまっているかのような感覚の方は今すぐ視点を変えましょう。
まとめ
ママ友の世界は女だけの世界なので本当に怖い面を持っています。
ママ友関係が上手くいかず、子供がイジメに合うのではないかと疑心暗鬼に陥ることもあるかも知れません。
しかし、子供はそこまで愚かではありません。
親に言われても自分が一緒にいて楽しい人と付き合います。
見栄やプライド、つまらないことにこだわる大人がおかしいのです。
ママ友との付き合いは人生の中のほんの一部です。
別に上手くいかなければ、上手くいかないでいいのです。
余りに世界が小さくなりすぎないように注意しましょう。
大切なことは、子供が楽しく学校へ行き、友達と楽しく遊ぶことなのですから。