冷蔵庫の掃除をラクにする方法 – 元営業マンの体験的掃除術
1. 冷蔵庫の掃除は大変!だからこそ簡単にラクにきれいに!
こんにちは、管理人です。
3年前に40年間務めた営業の仕事を退職し、今はときどき福祉のお手伝いをしたり、基本、家で過ごしています。
「何かお手伝いすることない?」と妻に聞いたのがそもそもの間違いでしたね(笑)。
気がつけば、冷蔵庫掃除の担当になっていました。
最初は戸惑いましたが、営業で培った「段取り力」を活かせば、冷蔵庫掃除だってラクにできるはず!
そう考えて、色々と工夫してきました。
今日はその体験談をお話しさせていただきます。
2. 冷蔵庫掃除の基本と準備
まずは段取り、ですね。
掃除の頻度
私の場合、毎週日曜の朝9時から30分間を「冷蔵庫チェックタイム」に設定しています。
ただし、本格的な掃除は月1回。
先日、娘が「お父さん、几帳面すぎ…」と呆れていましたが、これが一番効率的なんです。
必要な道具リスト
40年間の営業経験から、「道具は最小限でも、使い方は最大限に」が私のモットーです。
【100均でそろえるもの】
– キッチンペーパー(年中無休の相棒です)
– スポンジ(傷をつけない柔らかいもの)
– 霧吹き(水と重曹を溶かして使います)
– 小さなかご(調味料の整理用)
【あると便利な道具】
– 専用の掃除クロス
– 隙間ブラシ(100均のメガネ拭きでも代用可)
– 使い捨て手袋(妻の提案で追加)
掃除前の準備
掃除の前日、妻がよく「また明日は大掃除の日?」とため息をつきます(笑)。
でも、準備が大切なんです。
【前日にやること】
1. 温度設定を「弱」に変更
2. 傷みかけの食材を夕食で使い切る
3. 保冷バッグの準備(私は営業時代の商品用クーラーボックスを再利用)
3. 場所別の掃除方法
いろいろあるんですね、パターンが。
1. 野菜室
ここが一番の悩みの種でした。妻が買ってきた野菜の山…。
でも、今はこうしています
【野菜室の掃除手順】
1. まず、全ての野菜を取り出す
2. 傷んでいる野菜をチェック(これが食費節約にもつながります)
3. 保冷バッグに一時避難
4. 棚を取り外して水洗い
5. 拭き上げて、完全に乾かす
※私の秘策:100均で買った「仕切りケース」を活用。野菜の種類ごとに収納します。
妻に「あら、見やすくなったわね」と褒められました!
2. 冷蔵室
営業マン時代、商品陳列で学んだ技を活かしています。
【冷蔵室の整理術】
– 手前に「今週中に使うもの」
– 奥に「来週以降のもの」
– 真ん中の棚に「よく使うもの」
3. 冷凍室
ここは私の苦手分野でした。
霜取りが特に面倒で…。
ところが、妻の知恵を借りたら、案外うまくいくようになりました。
【霜取りのコツ】
1. 掃除の前日から温度設定を「弱」に
2. 霜が柔らかくなったら、ヘラでそっとかき取る
(以前、ドライバーでガリガリやって妻に怒られました…)
3. 残った霜は、お湯を入れたペットボトルを転がして溶かす
(娘が教えてくれた裏技です)
4. ドアポケット
営業マン時代の経験が一番活きる場所です!
商品陳列のように「視認性」と「取り出しやすさ」を重視しています。
【私流・ドアポケット収納術】
– 上段:背の高い調味料(ソース、醤油など)
– 中段:小瓶(ジャム、薬味など)
– 下段:ペットボトル、缶飲料
※100均の「小分けケース」を活用。
調味料が倒れにくくなります。
4. 時短テクニック
退職後、時間はたっぷりあるはずなのに…なぜか毎日があっという間です。
そこで編み出した時短テクニックをご紹介します。
1. 毎日のちょっとした習慣
– 食事の後片付けの時に、ついでにドアの取っ手を拭く
– 牛乳を取り出すとき、周りの食品の賞味期限をチェック
– 寝る前に5分だけ、棚の整理整頓
2. 週1回の簡単メンテナンス
日曜の朝、新聞を読みながらの私の日課です。
【チェックリスト】
– □ 生野菜の状態確認
– □ 調味料の整理
– □ 氷の補充(妻のリクエスト)
3. 月1回の大掃除を効率的に
ここが一番のポイントです。
段取りよく行えば、2時間もあれば終わります。
【手順】
1. 前日までに食材を減らしておく
2. 早朝から開始(暑くならないうちに)
3. 家族の協力を得る
– 妻:食材の一時保管担当
– 娘:写真撮影(今度のブログ用)
5. トラブル対策
ま、たまにトラブルもありますからね。
1. 食品の食べ忘れ防止法
これは本当に悩みの種でした。
特に退職直後は、スーパーの特売に目がないものですから…(苦笑)
【妻考案のシール作戦】
赤シール:「3日以内に使う」
黄シール:「1週間以内に使う」
緑シール:「冷凍保存可能」
最初は面倒くさがっていましたが、今では私の趣味になっています。
娘には「お父さんの断捨離が始まったね」とからかわれますが、気にしません!
2. 臭い対策
営業マン時代、お客様先で「うちの冷蔵庫、臭くないですか?」と気にする奥様が多かったのを思い出します。
実は私も同じ悩みを抱えていました。
【私の対策法】
1. 重曹の活用
– 100円ショップで購入(妻は「またまた100均~」とため息)
– 小皿に入れて冷蔵室の隅に置く
– 2週間に1回取り替え
2. 市販の消臭剤選び
– 値段が高いものが良いとは限りません
– 私のおすすめは、活性炭タイプ
– 香りの強いものは避ける(食材に移ります)
3. 手作り消臭剤(妻直伝)
– コーヒーかすを乾燥させて活用
– お茶パックに入れて、こぼれないように
3. 結露対策
冷蔵庫の結露で悩んでいる方、多いのではないでしょうか?
私も最初は頭を抱えていました。
【簡単結露対策】
1. 100均グッズの活用
– 除湿シートを棚に敷く
– 小さな除湿剤を各段に配置
2. 温度設定の工夫
– 外気温との差を極端につけない
– 夏場は「中」設定で十分
(これは電気代の節約にもなります!)
6. 収納のコツ
ポイントは収納なんですよね。
1. 「ながら収納」で時短
食材を入れるときが、実は大切なんです。
【私のながら収納テクニック】
– スーパーから帰ったら、袋から出しながら分類
– 古いものは手前、新しいものは奥に
– 「あれ、どこだっけ?」をなくす定位置管理
これ、実は営業時代の商品陳列の経験が活きているんですよ。
2. 100均グッズを活用した整理術
退職金を湯水のように使うわけにはいきません。
100均で十分です!
【お気に入りの100均グッズ】
1. 仕切りケース
– 調味料の分類に使用
– サイズ違いを組み合わせて使う
2. ラップホルダー
– ドアポケットの整理に
3. 滑り止めシート
– ビンが倒れるのを防止
3. 家族みんなでできる管理方法
家族の協力ってやっぱり必要ですよね。
孫と一緒にできる楽しい整理法
先日、小学生の孫が遊びに来た時に考えました。
【孫と一緒にやること】
– マグネットを使って、食材の期限シールを貼る
– 「冷蔵庫探検ゲーム」と称して、古い食材探し
(孫はすっかりハマっています。「おじいちゃんの家に行ったら、冷蔵庫掃除する!」が定番に)
娘考案のラベリング術
スマートフォンで作ったおしゃれなラベル。
「お父さん、手書きのテープはダサいよ」とのこと。
たしかに、見やすくなりました。
7. 掃除が楽になる予防策
何事も予防は大切ですね。
1. 日々の習慣づくり
40年の営業人生で学んだのは、「予防が最大の解決策」ということ。
冷蔵庫掃除にも同じことが言えます。
【私の日課】
– 朝:新聞を取りに行く前に、冷蔵庫の温度チェック
– 昼:お弁当を取り出すついでに、棚の整理
– 夜:夕食の片付けのとき、こぼれていないかチェック
妻には「そこまでしなくても…」と言われますが、これが結局は一番の近道なんです。
2. 食品管理のルール作り
我が家の「冷蔵庫六か条」を作りました。
最初は家族から顰蹙を買いましたが、今では習慣になっています。
【冷蔵庫六か条】
1. 開けたら、必ず閉める(当たり前ですが大事!)
2. 入れるときは、奥から詰める
3. 調味料は、必ずフタを拭いてから戻す
4. 匂いの強いものは、密閉容器に入れる
5. 生物は、必ずラップか容器に入れる
6. 飲みかけの缶は、アルミホイルでフタをする
3. 家族で共有する冷蔵庫使用のマナー
これが意外と難しかったです。
特に、私の場合は…。
【失敗談】
以前、勝手に妻の味噌を整理して別の容器に移し替えたことがありました。
「あら、味噌がない!」と大騒ぎに。
結局、夕食の味噌汁が作れず、お詫びに近所の和食屋さんでお食事することに…。
【学んだこと】
1. 家族の「テリトリー」を尊重する
2. 移動や整理の前に、必ず声をかける
3. 新しいルールは、家族会議で相談
8. よくある失敗と解決策
こんな失敗もありますよ(泪)
1. やってしまいがちなNG行為
思い返せば、私も失敗の連続でした。
【私の失敗リスト】
1. 温度設定を頻繁に変える
→ 電気代の無駄&食材の劣化の原因に
2. ドアポケットに重いものを入れすぎる
→ ドアの開閉がきつくなります
3. 詰め込みすぎ
→ 奥の食材が見えず、忘れ物の原因に
2. 掃除グッズの間違った使い方
これは恥ずかしい話ですが…。
【失敗例】
– ナイロンたわしで棚を磨いた
→ 傷だらけに。妻に「もう!」と叱られました
– 漂白剤を使用
→ 臭いが取れず、逆に食材に移りました
– 熱湯で霜取り
→ 庫内のプラスチックが変形。修理代がかかりました…
9. 専門家のアドバイス
心強い専門家の方々^^
1. 家電量販店の店員さんに聞いた裏技
先日、近所の家電量販店で親しくなった店員さん(もちろん、営業トークから始まった会話です)から教えていただいた秘訣をこっそりシェアします。
【プロ直伝の裏技】
– 棚の隙間は歯ブラシで掃除するのがベスト
– ゴムパッキンは年に1回、専用のワックスで手入れを
– 冷蔵庫の下の掃除も忘れずに(ここが意外と重要!)
2. 研究者が教える細菌対策
娘の同級生で、食品衛生の研究をしている方がいるんです。
この間、孫の運動会で会った時に、思い切って相談してみました。
【科学的な細菌対策】
1. 定期的な温度チェック
– 冷蔵室は5℃以下が理想
– 冷凍室は-18℃以下を維持
2. 食品の密閉保存
– ラップより、密閉容器が◎
3. こまめな拭き掃除
– アルコールではなく、重曹水がおすすめ
3. プロの掃除屋さんのテクニック
マンションの大規模掃除の時に、掃除のプロの方と話す機会がありました。
【プロの技】
– 掃除は上から下へ
– 汚れは乾拭き→湿拭きの順
– 洗剤よりも、微温水での拭き掃除が基本
10. まとめ&Q&A
よくある質問をまとめました。
よくある質問への回答
Q1:掃除にかける時間は?
A:週1回の点検は15分、月1回の大掃除は2時間程度です。
※妻曰く「あなた、それ以外もチョコチョコやってるわよ」
Q2:市販の掃除グッズはどう選ぶ?
A:正直、ほとんどが100均で十分です。
あえて投資するなら、専用の掃除クロスかな。
Q3:食費の節約につながる?
A:はい!整理整頓で食材の無駄がなくなり、
我が家は月の食費が約1万円削減できました。
おわりに
還暦を過ぎてから始めた冷蔵庫掃除。
最初は面倒でしたが、今では私の大切な日課になっています。
妻からは「定年後の夫の趣味が冷蔵庫掃除って、ちょっと寂しいわね」と言われますが、気にしません(笑)。
家事の基本は「継続」。
完璧を目指さず、できることから少しずつ。それが私からの、同じように家事に挑戦されている皆様へのアドバイスです。
次回は「食洗機の上手な使い方」について、私なりの工夫をお話ししたいと思います。また、最近の若い人が使っている「食洗機用タブレット」なるものも、娘に教えてもらって試してみましたよ。
それでは、今日も素敵な家事ライフを!
追伸:
この記事を書いているときも、妻が「あなた、またブログ?」と呆れ顔で見ていました。
でも、こうして同じように家事に取り組む皆様と経験を共有できるのは、私の新しい楽しみになっています。
やりがいって自分の気持ち次第ですね!