2020年1月26日開催の
「第39回大阪国際女子マラソン」です。
この大会名称はこう続きます。
「兼 マラソングランドチャンピオンシップファイナルチャレンジ~東京2020オリンピック日本代表選手選考競技会」
長いですね~。
要は代表選手3人のうち残り一枠を争うレースなんですね。
さて結果はどうだったでしょう。
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(出典:大阪国際女子マラソンHP)
第39回大阪国際女子マラソンとは
今回の大会は意味が大きいですね。
スタートは午後0時10分。
既に2019年9月に行われたMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)で2人の代表が内定している2020東京オリンピックの女子マラソン日本代表ですが、、2時間22分22秒以内の日本人1位で走れば、代表権の最後の一枠を獲得できる可能性があります。
既に内定している2人とは
1位:前田穂南(2:25:15) 所属:天満屋
2位:鈴木亜由子(2:29:02) 所属:日本郵政グループ
です。
3枠目は日本陸連が定めたタイムをクリアした者という明快な選考基準が設けられています。
そのタイムは
2時間22分22秒
残された選考レースでこのタイムをクリアする選手が現れなければ、先のMGCで3位だった選手が選考されることになります。
コースはヤンマースタジアム長居~昭和町~今川2~大池橋~勝山4~森ノ宮~OBP~北浜~大阪市役所~御堂筋・道頓堀橋南詰折り返し~淀屋橋~片町~大阪城公園~森ノ宮~勝山4~大池橋~今川2~昭和町~ヤンマースタジアム長居の42.195㎞です。
(出典:大阪国際女子マラソンHP)
大阪国際女子マラソンから2020東京五輪へ
ではMGCの3位は誰だったのか、というと
小原怜選手です。
その時のタイムは2:29:06でした。
ちなみに小原怜選手は前田穂南選手と同じ岡山の天満屋に所属しています。
今回のレースの後、3月の「名古屋ウィメンズマラソン 2020」が最後の選考レースとなります。
小原怜選手としては最後の選考レースが終わるまで気が気ではないでしょうね。
MGCの1位、2位の記録が2時間25分超えですから、選考基準の2時間22分22秒は相当のハードルだと思えます。
しかし、かつて福士加代子選手が2時間22分23秒を記録するなど、決して不可能なタイムではないところがミソです。
その思いが強かったのでしょうか。
なんと!小原怜選手も今回の大阪国際女子マラソンに出場するのです。
果報を寝て待つよりも自らの手で掴み取りに行きたいと。
小原、前田両選手を擁する天満屋の武富監督もGOを出したのだとか。
オリンピックは既に始まっているのですね。
熱いアスリートの思いが伝わってきます。
ちなみに福士加代子選手も出場します。
2020は熱いです。
皆さん、頑張っていただきたいものです。
結 果
小原怜選手は13位と惨敗しました。
設定タイムはクリアできず、これで代表入りは実質なくなりました。
松田瑞生選手が設定タイムの2時間22分22秒をクリアし優勝!
名古屋ウィメンズマラソン 2020が残っていますが、今のところ3枠目代表に最も近いと言えるでしょう。