新型コロナウイルスの影響で日本中いや世界中のありとあらゆるシステムに異常を来している2020年です。
全く個人的なことですが、筆者が毎年楽しみに観ているNHKの大河ドラマも多大な影響を受け撮影がストップしてしまいました。
それが8月30日放送分からやっと再開されるとのことです。
これは書かずにいられないでしょう。
「麒麟がくる」のストーリーを忘れたら見逃し配信を観よう
誰のせいでもありませんが、放映が2カ月も中止されていたんですから、ストーリーも人物相関図も忘れますわ。
そりゃ基本的なことは覚えていますよ。
覚えているというか歴史で勉強した程度のことは。
帰蝶さんは斎藤道三の娘で、織田信長に嫁いだとか。
桶狭間の合戦で2万5千の大軍を率いた今川義元がわずか4千の兵しか持たない織田信長に討たれてしまったとか。
でもここまでの人間関係や光秀の心情、性格描写などドラマを観るうえでは欠かせない要素が頭から消えつつあるんですよね。
そういった要素って作る方も観る方も1週ごとに積み上げられるものだと思うのですよ。
で、NHKもそこらあたりを考慮してか8月に入って
「麒麟がくる」まであと3週。
「麒麟がくる」まであと2週。
「麒麟がくる」まであと1週。
とカウントダウンしつつ総集編を放送していました。
しか~し、総集編はしょせん総集編なんですよね。
細かいところが分らない。
心情描写がカットされている。
などなど見ている側にとってはむしろ欲求不満が募ったりして、という感じです。
そこで筆者は見逃し配信を利用することにしました。
筆者と同様にストレスの溜まっている方はこれでスッキリしてから再開を楽しまれてはいかがでしょうか。
「麒麟がくる」は当初からトラブル続き
思えば準主役の重要な役どころである「帰蝶」役で味噌が付きましたね。
違法薬物問題で逮捕されたあの女優に代わり急遽抜擢されたのが川口春奈さんでした。
まさに初回放映直前、間に合うのかと世間の誰もが心配していました。
(余計なおせっかいですが)
取り直した部分もあったそうですが、放映分を観る限りは何の違和感もなくその場に馴染んでいたような堂々たる演技だったと思います。
さすがに若くして名女優の誉れ高い川口春奈さんです。
そして放映が始まると2月頃からは新型コロナウイルスで世間がざわつき始めました。
そんな中、出演者のひとり、ナインティナインの岡村隆史さんの失言騒動がありました。
そしてついに撮影中止、放映中断と相成ったわけです。
このときNHKが一番恐れたことは主演の長谷川博己さんが新型コロナウイルスに感染することだったと言います。
主役が感染したのでは全く代替が効きません。
ご本人はもちろん、周辺のスタッフも長谷川さんの健康には十分すぎるほど気遣ったという話が週刊誌に出ていました。
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「麒麟がくる」は面白い!先が楽しみ
6月中旬から8月下旬まで放映が中断され、やっと8月30日分から放映が再開される運びとなったんですね。
ここまでの物語はやはり興味を惹かれるものでした。
桶狭間の戦いで勝利した織田信長がついに尾張を完全統一し、天下人への階段を上り始めるという・・・ところで中断されました( ;∀;)
今後は最後のクライマックス本能寺の変へ向かって明智光秀と織田信長の間にどのような確執があったのか、物語の興味はそこに集約されます。
NHKがどのように各人の心情を描写していくのか、日本の歴史上最大のミステリーとも言われる光秀のクーデターをどう解釈して私たちに伝えてくれるのか、興味は尽きません。
見逃した方、忘れかけている方は早めに観ておいた方が良いかもしれませんよ。