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きちんと出勤できない、すぐ休む人への対応

障害者雇用サポーターとして

障害者雇用に関わらず、この問題はあるのかもしれません。

今回のケースの方は軽度知的障害、ASDと診断されています。

週5日間、まともに出勤できたためしがない。

来たと思えば、「頭が痛い」「腹が痛い」と言って早退してしまう。

 

何が原因か尋ねてもほとんどダンマリ。

 

来たくなければ辞めればよいと思うが辞めはしない。

単なる怠慢なのか、深い理由があるのか・・・

いったいどうすればよいのか企業としては困り果てている。

本当によく聞く話です。

 

「怠慢に見える」というのは、支援者としてとても悩ましいところですね。

しかし、自閉症スペクトラム(ASD)の方の「行きたくない」「やる気が出ない」っていう行動の裏には、実は目に見えにくい困りごとが隠れていることが多いとも言われています。

 

こちらの記事も参考にされています。

障害者は何をしても許されると思っている人への対処

 

「怠慢」に見える行動の裏にあるかもしれないこと

– **感情の切り替えが苦手**:気分が落ちていると、そこから立て直すのがとても難しいことがある。

– **見通しのなさへの不安**:今日何があるのか、誰と関わるのかが曖昧だと、不安で動けなくなることも。

– **自己決定感の欠如**:自分で選べていないと、やらされ感が強くなってモチベーションが下がることもある。

– **「怠けている」と思われること自体がストレス**:本人も「行かなきゃ」と思っているけど、体が動かない…そんな葛藤を抱えていることもある。

声かけの工夫

– **「どうして行きたくないのか」ではなく「今日は何が気になってる?」と聞く**
 → 原因を探るより、今の気持ちに寄り添う方が話しやすいことも。

– **「今日は○○だけやってみようか」など、ハードルを下げる**
 → いきなりフル出勤じゃなくて、短時間や一部の作業だけでもOKにすると動きやすいかも。

– **「自分で決めていいよ」と選択肢を提示する**
 → 「午前中だけ行く」か「午後から行く」か、など選ばせると納得感が生まれやすいかもしれません。

– **「行けたらすごいね!」と、できたことをしっかり認める**
 → 小さな成功体験を積み重ねることで、自己肯定感が育つ。

「怠けてる」と感じると、つい厳しく言いたくなる気持ちもわかりますが、ASDの方にとっては「気分が乗らない=行動できない」こともあるので、まずはその背景を一緒に探っていけるといいかも知れませんね。

若い方が中高年の方々に囲まれて、単調な作業を続けるのは、たしかに孤独感や疎外感を感じやすい環境かもしれないね。

一見「怠慢」に見える行動も、実は**環境とのミスマッチ**や**心理的な負担**が背景にあることが多いんですよね。特にASDの方は、周囲との関係性や環境のちょっとした違和感が、行動に大きく影響することがあると言われています。

考えられる背景

– **年齢ギャップによる孤立感**:同年代の仲間がいないことで、安心して話せる相手がいないのかも。

– **単調な作業によるモチベーション低下**:ルーティンが得意な人もいるけど、意味を見出せないと「やる気が出ない」と感じることもあるようです。
– **「大人の世界」に対するプレッシャー**:周囲が年上ばかりだと、「ちゃんとしなきゃ」と無意識に緊張してしまうことも。

声かけの工夫

– **「最近、どんなことが気になってる?」と、否定せずに聞く**
 →「なんで来ないの?」よりも、気持ちを引き出す声かけが効果的。

– **「この仕事、どんなところがしんどい?」と具体的に聞いてみる**
 → 単純作業のどこが苦手なのか、何がつらいのかを一緒に探れるといいですね。

– **「どうしたら少しでも楽になると思う?」と一緒に工夫を考える**
 → 自分の意見が尊重されると、少しずつ前向きになれることもあります。

– **「行けた日、すごく頑張ったね」と成果をしっかり認める**
 → 小さな一歩でも、達成感を感じられるようにしてあげよう!

もし可能なら、**職場の理解を深めるためのミニ研修**や、**本人の気持ちを代弁するサポート**も検討できるといいかも知れませんね。

彼が「ここにいてもいいんだ」と思える、安心できる居場所づくりがカギになるような気がします。