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「東京エピセンター化」の警鐘を鳴らしている東大の児玉教授とは!?

新型コロナウイルス関連

新型コロナウイルスが蔓延して以来、様々な言葉が私たちの身の回りを飛び交うようになって来ました。

ロックダウン

三密

ステイホーム

テレワーク

フェイスシールド

などなどたくさん出て来ましたね。

 

そんな中、またまた聞きなれない言葉が出てきました。

 

エピセンター

 

いったい何でしょう!?

エピセンターの意味

エピとはフランス語で小麦の意味です。

他にも化学物質の命名法で使用される接頭辞でもあります。

 

そもそも、エピはEpiduralの略で日本語で言うと「硬膜外腔」と言われています。

 

他にもエピ=てんかんです。

てんかんは神経細胞の過剰な興奮によって生じるけいれんなどの発作症状を起こす疾患です。

 

エピには幾つかの医学関連の意味があります。

一例として発生源、中心地、震源地がエピセンターの意味になります。

英語でエピセンターは Epicenterと書きます。

 

Epicenterを訳すと震央(しんおう)となり、地震または地下の爆発が発生した地点である震源の真上に当たる地表の点です。

 

震央は断層が破壊し始めた地点の真上で被害が最も大きいです。

 

これらのことから今回の東京での新型コロナの広がり方が「エピセンター化」しつつあるのではないかというのが児玉名誉教授の主張のようです。

 

エピセンターの提唱者、東大の児玉名誉教授とは!?

 

「東京のエピセンター化」

東京が連日で新型コロナ感染者が出た結果、東大の児玉教授が提唱しました。

 

このままでいくと、ウイルスの“変異”による更なる感染拡大すると警告しました。

 

この言葉を提唱した東大の児玉教授とは一体、どんな人物なのでしょう。

 

彼は東京大学先端科学技術研究センター名誉教授です。

東京大学先端科学技術研究センター(出典:wikipedia)

 

1953年(昭和28年)3月、東京都生まれの67歳です。

 

1977年(昭和52年)、東京大学医学部を卒業後、東京大学医学部附属病院医師になりました。

 

さらに東京都立駒込病院の医師になり、1979年(昭和54年)、再び東京大学医学部附属病院医師になりました。

 

1984年(昭和59年)4月、医学博士(東京大学)の学位を取得。

1985年(昭和60年)5月、マサチューセッツ工科大学生物学部に留学して研究員になりました。

 

同大では動脈硬化の原因となる遺伝子の研究に従事することになりました。

 

 

彼の成果は「スカベンジャー受容体」と呼ばれるこの遺伝子に反応する抗体作製に成功したことです。

抗体を使い、牛の肺からめざす受容体を精製し、アミノ酸配列をもとに遺伝子を探し出す作業を進めました。

 

結局、1989年(平成元年)、研究が未完のうちに帰国しました。

 

それでも、成田に向かう日航機の中で9歳の長男と遺伝暗号を解読し、遺伝子の存在を突き止めることができました。

 

ちなみにこの遺伝子は「プラスミドJALナンバー5」と登録されました。

 

他にも数々の研究をしています。

 

そんな東大の児玉教授ですが、2011年(平成23年)5月28日から、福島の放射線災害地域に対する支援を開始しています。

 

今回、彼は「東アジアの中でコロナ対策に失敗したのは日本」と発言、PCR検査(遺伝子検査)の大切さを説いています。