甲斐バンドは1974年デビューのロックバンドです。
若い人にとっては甲斐よしひろさんと言えばテレビのコメンテーターをやってるちょっとカッコイイオジサンくらいのイメージかもしれませんね。(2019年現在の話です)
ところがお父さん世代にとっては青春時代のスーパーバンドです。
そうなんです。女性ファンもさることながら男性ファンが異常に多いのです。
裏切りの街角
デビュー曲は「バス通り」でしたが、一躍世に出たのはこちらの曲からでしょう。
1975年、セカンドシングルです。
作詞・作曲 甲斐よしひろ
甲斐よしひろのハスキーな声に歌詞が泣かせますね。
なじみやすいメロディでもあります。
HERO(ヒーローになる時、それは今)
「裏切りの街角」のヒット以降、しばらく低迷するんですけど、11枚目シングルのこの曲で爆発的人気を得ました。
1978年、オリコン最高チャート1位も記録しました。
作詞・作曲 甲斐よしひろ
当時、彼女と付き合っていた男たちは
「何があっても、俺が彼女を守るんだ!」
となぜか胸の内で決断したものです。
単純ですね。
安奈
そして13枚目のシングル「安奈」。
これでしょう、甲斐バンド名曲中の名曲は。
オリコン1位こそ記録しませんでしたが(最高4位)、誰の心にも残る歌詞とメロディです。
今もクリスマスの定番曲ですね。
当然、
作詞・作曲 甲斐よしひろ
甲斐よしひろの左ギターがまたカッコいいんですよ。
漂泊者(アウトロー)
甲斐バンドの神髄というとこの曲かもしれませんね。
作詞・作曲 甲斐よしひろ
誰か俺に愛をくれ~よー!
印象に残る歌詞です。
地下室のメロディー
1980年、17枚目のシングルです。
これも甲斐バンドらしいアウトロー的な曲なんですけど、今一つ売れなかったようです。
いい曲なんですけどね。
このあたりから甲斐バンドの良さがわかる人に分かればよいという世界感になってきたような気がします。
作詞・作曲 甲斐よしひろ
イントロが内蔵の奥まで突き刺さりますよ。
破れたハートを売り物に
ん~、ちょっと路線が変わったかなという感じでした。
作詞・作曲 甲斐よしひろ
いや、フォークに回帰したという感じだったのでしょうか。
BLUE LETTER
「安奈」にも通ずる歌詞ですね。
聴かせます。
作詞・作曲 甲斐よしひろ
甲斐よしひろさん、やはり才能ありますね。
甲斐バンドは再結成と解散・活動休止を繰り返しています。
ここまで来ると特に「解散します!」、「再結成します!」などといちいち宣言する必要もなく、それを含めてファンは甲斐バンドの存在意義を認めているという接し方ですね。
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