当サイトはプロモーションを含みます

五輪中止、延期なら卓球日本代表選手はどうなる!?選考やり直しか!?

世情

2020東京オリンピックは果たして開催されるのでしょうか。

新型コロナウイルスの影響は止まるところを知らず、ついに世界中の競技団体から中止や延期の要請が寄せられるようになってきました。

 

競技団体ばかりでなく各国の代表選手からも個人的に中止、延期を求める声が出ている状況です。

 

これはもはやIOC(国際オリンピック委員会)も東京オリンピック組織委員会も無視できないところまで事態は切迫してしまったと言えるのではないでしょうか。

 

それにしても気になるのはオリンピックが延期にでもなったら、今現在決まっている代表内定選手はどうなるのかということですね。

 

 

2020東京オリンピック卓球代表内定者

複数個のメダルも獲得確実とも言われている卓球ですが、熾烈な代表争いを勝ち抜き現在代表内定している選手は以下の通りです。

 

男子

シングルス代表

張本智和(16歳=木下グループ:世界ランク5位)

丹羽孝希(25歳=スヴェンソン:同15位)

+団体戦メンバーとして

水谷隼(30歳=木下グループ:同16位)

 

女子

シングルス代表

伊藤美誠(19歳=スターツ:同3位)

石川佳純(26歳=全農:同9位)

+団体戦メンバーとして

平野美宇(19歳=日本生命:同11位)

 

シングルス代表には2020年1月時点の世界ランキングで上位2名が選ばれていて、残り1枠は(シングルス代表候補選手とダブルスが組め、団体戦でシングルス及びダブルスにて活躍が期待できる選手1名 )とされ、強化本部が推薦することになっていました。

 

 

2020東京オリンピック卓球代表に決まるまで

 

女子の平野美宇選手はシングルスでの激しい代表争いに一歩届かず悔し涙を流していましたね。

 

 

また、男子でも水谷選手と言えば前回のリオデジャネイロオリンピックでは日本人初のシングルス銅メダル、団体銀メダルという輝かしい実績を残しています。

 

しかし、今回は張本選手など若手の台頭に押され、3枠目の代表をなんとか死守したという形になったのですね。

 

それほどレベルが高く熾烈な代表争いだったと言えるでしょう。

 

しかし、団体戦メンバーとはいえ代表選手に選出されたのですから精いっぱい力を尽くしていただきたいと思います。

 

 

2020東京オリンピック卓球代表はどうなる!?

 

ベストを尽くしていただきたい・・・と言いつつ、果たしてオリンピックは開催されるのでしょうか。

 

オリンピックが中止になれば代表どころではありません。

次の2024年までない、ということになるのですから。

 

中途半端で困難を極めるのは「延期」になった場合でしょう。

 

それも1年延期か2年延期かでまた状況も変わるでしょう。

 

そもそも今現在の最強の布陣が1年後、2年後も最強であるとは限りません。

 

長く熾烈な選考レース結果を見ても分かる通り、各選手の実力は紙一重です。

 

女子は伊藤美誠選手が頭一つ抜きん出ているようですが、それにしても1年、2年後となればどうなるかわかりません。

 

事実、今回代表3人が決定した後の全日本選手権では早田ひな選手が怒涛の勢いでシングルス優勝しました。

 

五輪落選後、失意の中の存在感アピールでしたね。

 

 

1年、いや半年も経てば実力も変わって来るのがアスリートの世界ではないでしょうか。

 

中止、延期ともに頭が痛いところです。

もし、ここで代表内定が白紙に戻されるなら、次こそはぜひ!と気合を入れ直す選手も続出するでしょう。

 

逆に今代表に内定している選手も1年後、2年後まで体力、モチベーションが維持できるかと言えば本人も含めて誰にも断言はできないでしょう。

 

そんな状態でどうやって代表を決めるのでしょうか。

JOC(日本オリンピック委員会)も頭が痛いでしょうね。

 

これはなにも卓球に限ったことではありません。

すべての競技において懸念される問題です。

 

このオリンピック中止・延期問題、いったい、誰がいつ決断を下すのか注目されます。