ゲリラ豪雨と土石流災害の恐怖

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2018年の夏はいつにも増してゲリラ豪雨の被害が多かったようです。

東京など関東地方では8月に入って10数日も雨が降っていました。

もっとも朝から晩まで降り続いているわけではなく、1日のうちで雨を観測する時間帯があった日が10数日続いていたとのことです。

そのうちの何回かはいわゆるゲリラ豪雨で、1時間に50mm~60mm以上降ることもあったそうです。

全く日本は亜熱帯化してしまったのでしょうか。

これはまさにスコールという感じですね。

土石流災害とは

当然、集中豪雨による被害も大きいのですが、やはり日本では土砂崩れや傾斜地崩壊などの被害が毎年数多く発生しています。

日本は山地地形なのです。

あなたの町の周りを見渡してみてください。

見渡す限り平原、もしくは視界360度すべてビル群という地域に住んでいる方は少ないのではないでしょうか。

たいていどこの町でも村でも島でも周りを見渡せば山があると思います。

そして山があれば谷があるのです。

そういった地形の場所ではいつ土石流が発生してもおかしくないというのが実情なのです。

では一体、土石流とはどのようなものなのでしょうか。

大雨が降り続くことによって山の表面を流れてくる雨水に加えて、山肌から山腹に浸み込んだ水が一気に谷に流れ出し、周囲の土や石、さらには倒木などと一緒に下流に押し寄せて来る現象が土石流です。

もし、何の防備もなければ谷の出口にあたる地域に建っている家屋などは甚大な被害を被ることになります。

国や自治体の対策

こういった災害に備えて国でも各地方自治体でも何がしかの対策は講じていますが実態に追いついていないのが現状です。

多くは谷に砂防ダムというものを構築して被害の最小化を図ろうとしています。

しかし、現在日本に土石流危険渓流といわれている場所が18万か所以上あります。

それに対して砂防ダム建設の達成率が全国平均で約22%と言われています。

実にまだ14万か所が未整備ということになります。

これでは毎年毎年、さらに被害が発生する地域が増えていくことでしょう。

しかし、1基の砂防ダム建設にも莫大な費用が掛かります。

その整備には数十年を要することもやむを得ないかもしれません。

個人レベルの対策


危険地域に住んでいる人はもちろん、比較的安全な地域に住んでいる人たちでも、個人レベルとしてはやはり危険を知らせる情報をいちはやくキャッチして身を守る行動をとることを心掛けることが肝要ですね。

最近は気象情報でも「命を守る行動をとってください。」

という表現が使われるようになりました。

今の異常とも言える気象状況では誰も笑うことはできません。

まさに自分の身は自分で守る時代になってきたのかもしれません。

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