先日、地元の市役所の前を通ると本館前の駐車場で何やら賑やかな音がしていました。
道路から白いテントも見えたりして、「何をやってるんだろう」と思って脇から覗いてみると、自転車の曲乗りみたいなことをやってました。
いや、これは曲乗りじゃないぞ、テレビで見たことあるBMXというやつじゃないか、とすぐに気が付きました。
早速立体駐車場に車を止め、見学(見物!?)に行きました。
凄いですね!
曲面を勢いよく降りて行き、反対側に上ったかと思えば空中で2回転?3回転?それもハンドルを回しながら、鮮やかに技を決めていました。
とても人間技とは思えないですね。
テレビで見るのとは迫力が違い、いっぺんにファンになってしましました。
ちなみにBMXとはバイスィクル・モトクロスですね。
昔はモトクロスと言えばバイク、オートバイでしたが、それが自転車でも行われるようになり、今や若者の間で大流行となっています。
BMXの種類
一口にBMXと言ってもいろいろ種類があるんですね。
普段の自転車代わりに乗るいわゆる「街乗り」、そして「競技用」があります。
確かに普段、市内を車で走っているとちょっとスポーティーな自転車でカッコよく走っている姿を見かけますよね。
BMXは軽量かつ頑丈な構造になっているので見た目のオシャレ感もさることながら実用品としてもパフォーマンスが高いのです。
それにしても地元の市役所でこんなイベントが開催されているなんて知りませんでした。
皆さん、駐車場がよく分かりましたね。
ちょっと離れた場所にあるのに。
そこでBMXの大会がよく開かれる全国の会場の駐車場情報をまとめてみました。
国営ひたち海浜公園駐車場
茨城県ひたちなか市にある国営ひたち海浜公園には「西駐車場」「南駐車場」「海浜口駐車場」の3つの駐車場があります。
入園料の他に駐車場料金が必要です。
入園料に関しては熱間を通じて何度か無料で入園できる日もありますが、基本、高校生以上450円、シルバー(65歳以上)210円です。
団体割引や年間パスポート等もありますので詳しくは国営ひたち海浜公園HPをご覧ください。
駐車場料金は
大型車 1,550円
普通車 510円
二輪車 260円
となっています。
こちらも年間パスポートを提示すれば割引になるサービスがあります。
北関東自動車道を経由し、常陸那珂有料道路『ひたち海浜公園IC』で降ります。
左折(日立方面へ)で西口ゲート(西駐車場)へ、右折(阿字ヶ浦方面へ)で中央・南口ゲート (南駐車場)と海浜口ゲート(海浜口駐車場)へ行けます。
西駐車場…駐車可能台数 2,000台
南駐車場…駐車可能台数 2,000台
海浜口駐車場…駐車可能台数 350台
のキャパがあります。
大泉緑地公園の駐車場案内
桜の名所としても全国的に有名な大阪府堺市の大泉緑地公園ですが、面積97haという広大な公園敷地内に約200種32万本もの樹木が植えられており、市民の憩いの場として親しまれています。
駐車場ですが、園内に3か所あります。
第一駐車場(396台)
緑地北西側に位置し、府道我堂金岡線沿いに入り口があります。
3つある駐車場の中で一番大きく、管理事務所、大泉池、双子山方面に近いです。
第二駐車場(158台)
緑地南西側に位置し、 府道我堂金岡線沿いに入り口があります。
3つの駐車場の中で一番狭く、休日には満車になることが多いです。
加呂登池、大芝生広場に近いです。
第三駐車場(233台)
緑地南東側に位置し、中央環状線沿いに入り口があります。
満車時は駐車場横の空き地も臨時駐車場となります。
テニスコート、野球場、スポーツハウスに近いです。
普通車の駐車料金は以下のようになっています。
1時間以内 420円 420円
1時間超~2時間以内 520円 520円
2時間超~3時間以内 620円 620円
3時間超~4時間以内 720円 720円
4時間超~5時間以内 830円 830円
5時間超~6時間以内 930円 930円
6時間超~7時間以内 1,030円 1,030円
7時間超~8時間以内 1,030円 1,140円
8時間超~24時間以内 1,030円 1,240円
岡山県笠岡市・太陽の広場駐車場案内
笠岡市でもBMXの大会が開かれているんですね。
元々BMXのコースがある上にローラースケート場、石彫広場、芝生広場などがあり、広く県内外から家族連れが訪れています。
駐車場は無料で以下の通り利用できます。
第1駐車場 9,240平方メートル(駐車台数181台+バス3台)
第2駐車場 5,760平方メートル(駐車台数110台)
第3駐車場 1,100平方メートル(駐車台数37台)
第4駐車場 1,500平方メートル(駐車台数47台)
第5駐車場 1,000平方メートル(駐車台数31台)
第6駐車場 900平方メートル(駐車台数34台)
第7駐車場 1,100平方メートル(駐車台数44台)
ついでに申しますと、無料で貸し出してくれる次のような用具もあります。
一般用自転車
子供用自転車
MTB自転車
2人用自転車
スケートボード
バスケットボール
サッカーボール
バレーボール
一輪車
なんと安全対策のためにヘルメットやプロテクターも貸してくれますよ。
新潟県上越市・金谷山公園駐車場案内
日本スキー発祥の地と言われる金谷山(かなややま)です。
ここでもBMX大会が開催されています。
駐車場は無料で夏季:174台、冬季:78台利用できます。
冬は利用できる範囲が狭いんですね。
さすが雪国です。
ご注意ください。
埼玉県秩父市・滝沢サイクルパーク駐車場案内
こちらはBMX専用に作られた施設で選手も観客も存分に楽しめるように設計されています。
2020東京オリンピックでは正式競技になっているBMXですが、秩父滝沢サイクルパークでは事前トレーニングキャンプの候補地として埼玉県知事会を通じ誘致しているそうです。
このコースではなんと、国内初のタイム自動計測システムが導入されているのです。
オリンピックや各国際大会で使用されているものと同等のシステムと言いますから本格的ですね。
さらに定期的にBMXのプロライダーが訪れ指導をしてくれるそうです。
まさにBMXに特化した施設ですね。
アクセスは
■自動車
関越自動車道花園ICより
国道140号を秩父方面へ 約80分
中央自動車道勝沼ICより
国道140号を秩父方面へ 約80分
駐車場は無料で約200台駐車できます。
広島県安芸高田市・土師ダム駐車場案内
こんなところでもBMXの大会は催されているのですね。
私も行ったことがありますが、土師(はじ)ダムは山間部ですが良いところですよ。
国土交通省管轄の土師ダムは広島市周辺地域への都市用水の供給、江の川の洪水調節やかんがい用水の補給、発電を目的に、1974年に完成しました。
その壮大な姿は見るものを圧倒します。
男性は特にダムなどの巨大構造物が好きかもしれませんね。
見ていて飽きませんよ。
土師ダムにはBMXのコースがあり、BMXスクールも開催されているほどです。
スクールでは全日本BMX連盟公認のインストラクターが指導します。
中国自動車道千代田ICより車で約10分で行け、駐車場は数か所に別れていますが、合計約100台、無料です。
春の桜の時期や秋の紅葉狩りの季節は観光客がどっと押し寄せますので駐車場は満杯になることもあります。
2020東京オリンピックBMXの日本代表候補は!?
さて、熱い視線を浴びるBMXですが2020東京オリンピックの日本代表候補はどんな選手がいるのでしょう。
まず男子選手ですが
〇長迫 吉拓(ながさこ よしたく)
生年月日:1993年9月16日
出身地:岡山県笠岡市
身長・体重:172㎝・70㎏
所属:モトクロスインターナショナル
日本選手権5連覇の実力者です。
2016年のリオオリンピックには日本から唯一出場しました。
現在の日本BMX界を引っ張る存在ですね。
〇吉村 樹希敢(よしむら じゅきあ)
生年月日:1993年2月18日
出身地:大阪府
身長・体重:168㎝・74㎏
所属:クレジットレーシング
2016年の日本選手権ではあの長迫選手の6連覇を食い止め、初めてエリートでの全日本タイトル奪取しました。
〇松下 巽(まつした たつみ)
生年月日:1991年9月4日
出身地:神奈川県横浜市
身長・体重:178㎝・80㎏
所属:早稲田大学大学院
19歳からBMXトップクラスであるエリートクラスに昇格し、世界大会やアジア大会に日本ナショナルチームの一員として参加しています。
長迫選手や吉村選手のライバルと目されています。
女子選手では、
〇大池 水杜
生年月日:1996/12/02
170cm/60kg
所属:ビザビ
18年にはW杯で日本勢初勝利。安定した演技が持ち味。
〇瀬古 遥加(せこ はるか)
生年月日:1996年11月9日
出身地:三重県桑名市
身長:151㎝
所属:ICE TIRE
これまでで5回出場した世界選手権では4度の入賞・最高位で2位の結果を残しています。
リオオリンピックには残念ながら出場できませんでしたが、東京五輪では最も期待される女子選手の一人です。
〇畠山 紗英(はたけやま さえ)
生年月日:1999年6月7日
出身地:神奈川県
身長:160㎝
所属:白鵬女子高等学校/レッドブルアスリート
男子選手に引けをとらない大きなジャンプが武器です。
ジュニア時代から世界大会で数々の優勝や上位入賞を果たし、常に世界のトップライダーとして活躍しています。
〇飯端 美樹(いいばた みき)
生年月日:1985年10月5日
出身地:大阪府和泉市
身長・体重:162㎝・47㎏
所属:SE BIKES/サンミュージックプロダクション
ベテランの域に達しましたが、その意欲は健在です。
日本で資金を貯めてはアメリカへ渡り、プロレースへ参戦。
日本の女子プロ選手として第一線で活躍しています。
この他にも期待の若手がたくさんいます。
オリンピックでのメダルを期待したいですね。