今回は27歳男性Cさんのお話です。
こんにちは。
27歳のCと申します。
現在、Web制作会社でデザイナー兼コーダーとして働いています。
今日は、私のような「人見知りで、コミュニケーションが苦手」な方に向けて、Web制作の仕事について書いてみたいと思います。
こちらもご参考に。
きっかけは「一人で作業できる仕事」を探していたこと
大学を卒業後、一般企業の営業職として就職しましたが、毎日の顧客との対面折衝や社内での頻繁なコミュニケーションに疲れ果てていました。
「自分に合った仕事があるはず」と思い、転職を決意したのが24歳のときでした。
私の場合、以下のような特徴があったため、Web制作の道を選びました:
– 一人で黙々と作業することが好き
– 物を作ることに興味がある
– PCを使う作業が得意
– 視覚的なデザインに関心がある
Web制作者としてのスタート
最初は独学でHTML・CSSを勉強し、その後、3ヶ月間の職業訓練校でWeb制作の基礎を学びました。
基礎的なコーディングスキルを身につけた後、小規模なWeb制作会社に就職することができました。
実際の仕事内容
現在の主な仕事内容は以下の通りです:
1. コーポレートサイトのデザイン制作
2. HTML/CSSコーディング
3. WordPressのカスタマイズ
4. 簡単なJavaScriptの実装
コミュニケーションが少ない理由
Web制作の仕事が、コミュニケーションが苦手な人に向いている理由をお伝えします。
1. 作業の多くが一人で完結する
デザインやコーディングの作業は、基本的に一人で進められます。
作業に没頭できる時間が多く、自分のペースで仕事を進められるのが大きな魅力です。
2. チャットやメールでのコミュニケーションが中心
私の会社では、社内のコミュニケーションのほとんどがSlackとメールで行われています。
対面での会話が苦手な人でも、文字でのコミュニケーションなら落ち着いて対応できます。
3. 成果物で評価される
営業職のように「コミュニケーション能力」そのものが評価対象になることは少なく、作った成果物の質で評価されます。
これは、コミュニケーションが苦手な人にとって大きなメリットです。
必要最低限のコミュニケーション
もちろん、完全にコミュニケーションがゼロというわけではありません。
以下のような場面では、他者とのやり取りが必要になります:
1. 案件の要件確認
– クライアントの要望を理解する
– デザインの方向性を確認する
– 技術的な制約を確認する
2. 進捗報告
– 定期的な進捗ミーティング
– 問題が発生した際の報告
– 完了報告
ただし、これらのコミュニケーションも、多くの場合はメールやチャットツールを使用して行うことができます。
また、直接のクライアントとのやり取りは、営業担当者が間に入ってくれることが多いです。
スキルアップの方法
Web制作の世界では、独学でスキルアップできる環境が整っています:
– オンライン学習プラットフォーム(Udemy、Progate等)
– 技術ブログやドキュメント
– YouTubeの解説動画
– GitHubでの他者のコード参照
これらはすべて、人との直接的なコミュニケーションなしに学べる方法です。
収入面について
未経験からのスタートでも、スキルを磨けば十分な収入を得ることができます:
– 未経験入社時:月給20-25万円程度
– 3年目現在:月給35万円程度
– フリーランス転向後(目標):月収50万円以上
また、在宅勤務の機会も増えており、通勤のストレスから解放されやすい職種でもあります。
これから目指す人へのアドバイス
Web制作者を目指す方へ、私からのアドバイスをお伝えします:
1. まずは基礎から
– HTML/CSSは確実にマスターする
– デザインの基本原則を学ぶ
– JavaScriptの基礎を理解する
2. ポートフォリオを作る
– 自分の作品をまとめるサイトを作成
– 模写コーディングで実践力を養う
– 個人プロジェクトに取り組む
3. 継続的な学習を心がける
– 新しい技術のキャッチアップ
– デザイントレンドのチェック
– 実務で使える技術の習得
コミュニケーションが苦手だからといって、諦める必要はありません。
Web制作の世界には、そんな私たちでも活躍できる場所がたくさんあります。
特に最近は、リモートワークの普及により、さらに働きやすい環境が整ってきています。
一人で黙々と作業することが好きな方、物作りが好きな方には、とてもおすすめの職種だと思います。
私自身、転職して3年が経ちましたが、今では「自分に合った仕事に出会えた」と心から思えています。
同じように悩んでいる方の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
Cさん、人と接することに苦手意識を持ちながらも、自分に合った仕事を見つけるために一歩を踏み出した勇気は素晴らしいですね。営業職での経験も、きっと今のWeb制作の仕事に活きているはずです。
コミュニケーションが苦手だからこそ、デザインやコーディングの技術を磨くことに真摯に向き合い、3年間で大きな成長を遂げられたのだと思います。黙々と作業に打ち込める環境で、自分の長所を活かせる仕事に出会えて本当に良かったですね。
これからもきっと新しい技術や課題に直面することがあると思いますが、今までのように一つ一つ着実に克服していけば大丈夫です。Web業界は日々進化していますが、それはつまり、Cさんのような誠実な姿勢で学び続ける人材がますます必要とされているということでもあります。
今の経験を活かしてフリーランスになるという新しい目標に向かって、焦らず自分のペースで進んでいってください。Cさんの仕事に対する真摯な姿勢となら、きっと夢は叶うはずです。応援しています!