野口五郎さんは故西城秀樹さん、郷ひろみさんと新ご三家として活躍されました。
歌の上手さには定評があり、甘いマスクとともに若い女性に絶大な人気を誇りました。
「野口五郎岳」は北アルプスにある標高2924mの山です。
私が子供のころ聞いた話では、その当時の野口五郎さんの活躍ぶり、人気ぶりにあやかろうとその山の管理者が山の名前に「野口五郎」と名付けたと言われていました。
しかし、真相はどうやら山の名前の方が先に付いていたらしいですね。
逆にレコード会社やら芸能事務所の方がデビューさせるに際して男らしい名前ということでこの山の名前にあやかったそうです。
ちなみにふもとの「野口」という集落からごつごつとした山体(ゴーロ)がよく見える、ということから野口ゴーロ岳→野口五郎岳となったそうですよ。
青いリンゴ
あまりにも歌が上手かったので1971年デビュー時には演歌だったのですね。
「博多みれん」という曲でしたが、ほとんとヒットしませんでした。
ところが、路線を変え2曲目の「青いリンゴ」をリリースするととたんに人気に火が付きました。
作詞・橋本淳
作曲・筒美京平
女の子たちの絶叫が始まりました。
オレンジの雨
青いリンゴの後、しばらく泣かず飛ばずだったのですが、この曲で再び脚光を浴びました。
作詞・吉田栄子、大日方俊子
作曲・筒美京平
ちょっと大人の恋を歌った曲でしたね。
君が美しすぎて
いよいよ足場を確固たるものにしたのがこの楽曲辺りからでしょうか。
作詞・千家和也
作曲・馬飼野俊一
ゴローが囁くように歌うと、自分に語りかけているんだと信じ込む女性が多かったそうですよ。
甘い生活
そして1974年、この曲です。
作詞:山上路夫
作曲:筒美京平
なんか映画でも見ているような気分にさせられる、切ない大人の恋愛を歌った曲ですね。
私鉄沿線
こちらも大人の恋愛を切々と歌い上げていますね。
作詞・山上路夫
作曲・佐藤寛
作曲は野口五郎さんの実のお兄さんでしたね。
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