チェッカーズといえば1980年代から90年代にかけて活躍したスーパーアイドルグループですね。
といっても「アイドル」なんて言われると藤井フミヤさんはじめメンバーの人たちは不本意かもしれません。
ボーカルのフミヤの歌の上手さ、バンドとしての完成度から言ってまさにトップミュージシャンでした。
ヒット曲も数多いですね。
涙のリクエスト
出だし、フミヤの歌の上手さにぶっ飛びましたね。
作詞:売野雅勇
作曲・編曲:芹澤廣明
このボーカル只者ではない、と。
ド派手なチェック柄の衣装も目を引きましたね。
1984年度オリコン年間4位と大ヒットしました。
ギザギザハートの子守唄
実はこちらがデビュー曲なんですね。
この曲はリリース当初、正直パッとしませんでした。
ところが2曲目の「涙のリクエスト」の大ヒットにより「ギザギザハートの子守唄」にも火が付いたという感じでした。
改めて聞くとどこか懐かしいオールディーズ風の曲で物語性もあり良い曲ですね。
作詞:康珍化
作曲・編曲:芹澤廣明
このころは高杢さんとも仲良さそうでしたけどね。
なにしろフミヤとタカモクは保育園だか幼稚園だかそのころからの付き合いだったそうですから。
哀しくてジェラシー
もうこの頃になるとフミヤの歌唱力は疑うべくもなく、タカモク、鶴久のサイドボーカルと相まってチェッカーズ独自のサウンドを醸し出していましたね。
作詞:売野雅勇
作曲・編曲:芹澤廣明
こちらもオリコン5位でした。
星屑のステージ
実は個人的には「哀しくてジェラシー」よりこちらの「星屑のステージ」の方が好きなんです。
いや、お前の個人的好みはどうでもいい、、、すみません。
サビが良いですね~!
作詞:売野雅勇
作曲・編曲:芹澤廣明
歌詞も泣かせるんですよ。
ジュリアに傷心
なんといってもチェッカーズ最大のヒット曲でしょう。
オリコンでも年間堂々の1位ですね。
作詞:売野雅勇
作曲・編曲:芹澤廣明
ある年の年末に行われたコンサートですね。
メンバーの衣装も「白」なら客席のファンも白一色の服装ですよ。
カリスマ性も出てきましたね。
俺たちのロカビリーナイト
「ジュリアに傷心」が“最大の”ということはこの後これを超えるヒット曲は出てこないわけで。
でもロカビリーナイトはやはりアメリカンフィフティーズをほうふつとさせるような曲で印象に残りましたね。
作詞:売野雅勇
作曲・編曲:芹澤廣明
なんだかフツーになってきたのがちょっぴり残念かも・・・です。
Song for U.S.A.
やはりアメリカへの憧れを歌ったような曲でしたね。
チェッカーズの曲は一貫してアメリカンをリスペクトしているような印象があります。
作詞:売野雅勇
作曲・編曲:芹澤廣明
バンド性を高めていった時期だったんでしょうかね。
NANA
作詞:藤井郁弥
作曲:藤井尚之
編曲:チェッカーズ・八木橋カンペー
ここで突然、作詞作曲担当が変わりましたね。
藤井兄弟はじめメンバーが担当するようになります。
なんかちょと変わりましたね、やはり。
I Love you, SAYONARA
作詞:藤井郁弥
作曲:大土井裕二
編曲:THE CHECKERS FAM.
I Love you, SAYONARAーYouTubeより
ご紹介できるのはここまでですかね。
このあとチェッカーズも絶頂期から下っていくような・・・
彼らが独自の音楽性を追い求め始めたころからどこか歯車が狂ってきていたのかもしれませんね。
幼少のころからの付き合いだったフミヤとタカモクの確執は決定的だったかもしれません。
お互いに知り尽くした間柄だけに、いったんこじれると修復は困難でしょう。
毎年、年末が近づき紅白のころになると再結成話がどこからともなく噂されます。
徳永さんの死もあり、今後再結成はほとんど可能性0ではないかと思われていますね。
その他の
昭和・平成から令和に残したい名曲はこちら