2020年3月12日追記
政府によるイベント中止、縮小の要請によりポップサーカス宇都宮公演も3月12日まで休演していましたが、さらに休演を延長すると発表がありました。
期限については未定です。
一応、10日間程度と記載されていますが先行き不透明です。
事態が鎮静化し、安心してサーカスを楽しめる日が来るのを待ちましょう。
以下、以前の記事です。
2020年2月15日より栃木県宇都宮市で公演されているポップサーカスですが、ここに来て新型コロナウイルスの影響が出始めているようです。
公演は続行されるのか、はたまた中止の方向へ行かざるを得ないのか、気になるところです。
ポップサーカスの対応
HPを確認したところ、以下のようなコメントが掲載されていました。
「・・・ご来場のみなさまに以下のご協力をお願いいたします。
お近くのスタッフまで、お声掛けください。・・・」
政府、厚生労働省の対応
厚生労働省は2020年2月20日、
「イベントの開催に関する国民の皆様へのメッセージ」
を出しています。
通達でも閣議決定でもありません。
単なるメッセージです。
内容は、
「・・・イベント等の主催者においては、感染拡大の防止という観点から、感染の広がり、会場の状況等を踏まえ、開催の必要性を改めて検討していただくようお願いします。なお、イベント等の開催については、現時点で政府として一律の自粛要請を行うものではありません。・・・」
(抜粋)
というもので、要は主催者も参加者も自己責任でお願いしますよ。
一応危険性はお知らせしましたよ。
というまさに“メッセージ”に過ぎないものなのです。
こう言われては主催者としては判断が難しいですね。
現に東京マラソンは一般参加者の参加取り止め、岡山県総社市は「そうじゃ吉備路マラソン」の開催をいったん決定・発表しておきながら、このメッセージが発表されるやいなや一転「中止!」を決定したのです。
マラソン大会などのいわば一過性のイベントならばまだ中止もできるでしょうが、興行などを生業とする事業者にとってはまさに板挟みでしょうね。
安全は確保しなければならない、しかし公演を中止すると赤字は計り知れない、ということになるでしょう。
今回、ポップサーカスがどのような判断を下したのかは分かりかねますが、目に見えないウイルスが相手であるだけに先が見えませんね。
「人が集まる」ということに国民全体が漠然とした不安を抱いていることは否めません。
とにもかくにも一刻も早い終息を願うばかりです。
子供たちにはサーカスの楽しさ、興奮をぜひ味わってもらいたいですからね。