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イチロー現役引退!扱いに困ったマリナーズ1年間の思惑

世情

とうとう来るべき時が来ました。
2019年3月21日深夜、マリナーズのイチロー選手が現役引退を発表しました。

思えば昨年、不可解なイチロー選手の扱いについて当ブログでも書いたのですが、やはりマリナーズの扱いは恩義だったのか、敬意だったのか、サービス精神だったのか、判りかねます。

そこで昨年の記事を再掲したいと思います。

2018年5月4日、休日の朝に電撃的ニュースが飛び込んできました。

5月2日の試合に、普段滅多に試合を見に来ることのないイチロー選手の妻、福島弓子さんが来て試合後、ロッカールームでイチロー選手と抱き合い涙を流していたというのです。

あのイチロー選手が現役引退か!?


イチロー選手は5月4日、朝8時シアトルマリナーズの本拠地セーフコ・フィールドで緊急の記者会見を開き、今シーズンはもうプレーしないことを発表しました。

では現役引退か!?

と誰しも考えるところですが、そうではないようです。

シアトルマリナーズと会長付特別補佐、球団アドバイザーという契約をしたそうです。

今シーズンは今まで同様チームに帯同し、選手と同じように練習し若い選手のアドバイザーとして活動するとのことです。

本人の会見でも
「これが最後ではない。」
と何度も言い、決して「現役引退」とは言っていませんでした。

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今後のイチローはどうなるのか


会見では含みを持たせていましたね。

「今季はプレーしない」

と言いつつも来季プレーする可能性を示唆していたのです。

それはレギュラー選手にけが人が出た場合など代わりに出場する機会があるかもしれない、という意味のようです。

来たるべき、というか来るかもしれないその時に備えて今シーズンは選手と同様に練習もし、試合勘も維持していきたいという意向のようです。

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さらにその先のイチローはどうなるのか


「野球の研究者になりたい。」
と言ってましたね。

実際に学識的に野球を研究するという意味ではなく、野球というスポーツを極めたい、自分が今後野球にどう携わっていくのか自分自身で見極めたい、そんな心情が読み取れました。

同じようなことをかつて巨人のエースとして活躍された桑田真澄さんが言っていました。

桑田さんは早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修士課程で修士(スポーツ科学)も取得され、科学的に野球を突き詰めることに情熱を注がれています。

イチロー選手が今の段階でそこまでのことを考えているのかどうかはわかりませんが、彼のことですから人とは違った野球道の追及をしていくことでしょう。

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イチローを巡るマリナーズ、オーナー任天堂の困惑


シアトルマリナーズのオーナーは複雑な出資関係により任天堂の現地法人やマイクロソフト取締役の実業家ジョン・スタントン氏らが勤めていますが、実質任天堂の影響が強いものと思われます。

であればこそ、イチロー選手の扱いに困惑があったことも容易に想像されます。

年齢的に限界が近付いているイチロー選手が、今季プレーする球団が決まらず悶々とした日々を過ごしていた時、救いの手を差し伸べたのが古巣のシアトルマリナーズでした。

レギュラーの外野手がけがでシーズン当初出場できないというチーム事情もあったのでしょうが、将来野球殿堂入り間違いなしというイチロー選手をこのまま見捨てるわけには行かないという日本的な心情も働いたのでしょう。

オーナーが日本企業であり、世界の子供たちに夢を与える事業を展開しているのですから納得できる判断です。

しかし、いずれレギュラー選手もけがから復帰することは見えています。

そのときにイチローの扱いをどうするか。

それはイチローのマリナーズ復帰を検討していた時から話し合われたことでしょう。

結果、その後は球団特別アドバイザーとして残り、若い選手にアドバイスしながら現役への含みを持たせるという位置づけに落ち着いたようです。

既にマリナーズは来季2019年の開幕戦を日本で開催することを決定しているという球団経営上の思惑もあり、それまではイチロー選手をまさに「選手」として球団に残しておく必要性もあったのでしょう。

イチロー、どこへ行く!?

あそこまで選手として野球の高みへ到達してしまうと身の振り方が難しいとも思われます。

いずれにしてもさらに世界中の子供たちへメッセージを発信し続けて行くことでしょう。

今後の活躍にさらに期待したいと思います。

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