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ヘルペスの症状は目、皮膚、神経、唇、性器にも出る!

生活

突然ですが、私はかつて帯状疱疹を患いました。
ヘルペスです。

謎の病気と言われるヘルペスでお悩みの方は多いと思います。

今日はヘルペスの様々な症状について報告いたします。

目にできたヘルペス

私が最初に異変を感じたのは「目」でした。
目と言うより瞼(まぶた)と言った方が正しいでしょう。

右目の瞼が痒くなり最初は軽くこすっていたのですが、だんだんと痒みが激しくなり2日めに鏡を見てみると、瞼に小さな水泡がたくさんできていたのです。

ゲッ!?何だこれは!?と思いすぐに病院に行きました。

最初は近所の開業医(もちろん眼科)に行ったのです。

院長先生が診断してくれ
「うーん、結膜炎かも知れないわね~」(女医さん)
と言って目を消毒して目薬を出してくれました。

ところが、1週間経っても一向に治らず、ますます痒みが増すばかりで辛抱できません。

そこで、総合病院の眼科へ行くことにしました。

すると研修医のような若い先生が診てくれ、すぐさま
「ヘルペスですね。」
と言われたのです。

当時私は「ヘルペス」という病名を知りませんでした。

「何ですか、それは?」
と尋ねると

「原因は未だはっきりわかりません。ただ、疲れていたり体調が悪いとき、それにストレスが溜まったりしたときに出やすいようです。」
といわれました。

そして、
「一度発症すると3年毎くらいに出て来ますよ。」
と言われたのです。

眼球に直接塗る薬と点眼薬を貰い、1日に4度ずつ塗ったり注したりしていると3日と経たず範囲が縮小してきて、1週間程で治りました。

何だったんだ、あの院長先生は!?
と思いつつ、何年かしたらまたこれが出て来るの?と思うと少し憂鬱でした。

それから3年、2年と過ぎるうちにきっちり2回症状が出ました。

近所の女医さんではなく総合病院の方に行ったのは言うまでもありません。

皮膚に出るヘルペス

その後は皮膚に症状が出るようになったのです。

それは右わき腹に最初はかゆみを感じて指で掻いていたのですが、そのうちまさに帯状に小さな水疱が数えきれないほどでき、痒くてしかたない、掻けばまた水泡が破け中の液が周りに散ってさらに痒みの範囲が広がるという地獄のような痒みの連鎖でした。

それでも仕事が忙しくて病院には行けず、薬局で市販の痒み止めを買って凌いでいました。

1か月も悩まされたでしょうか。

やっと痒みが治まって夜も熟睡できるようになりました。

ところがこの症状も厄介で、今度は毎年出るようになったのです。

最初は右脇腹から始まって、背中、左脇腹、最後はへその辺りと図ったように腹囲を一週します。

その間、約3ヶ月。

たまりません。

3年後にはとうとう病院へ行きました。

そしてかゆみ止めの薬を貰うと1週間程で治まりました。

そのとき、なんだかアレルギーも関係しているようなことを言われましたが、それ以上は調べようもありませんでした。

とにかく痒みが治まってホッとしていました。

神経に出るヘルペス

ところがその後、度々原因不明の神経痛に悩まされるようになったのです。

同じく右わき腹から腰にかけての範囲でした。
これはとにかくピリピリと痛いのです。

我慢できないほどの痛みかというとそれほどではなく、しかし気になる程度には痛いという症状でした。

これまた病院に行くほどでもないと素人考えで勝手に判断し、ネットでいろいろと検索してみました。

そうするとどうも以前に患ったヘルペスに関係しているらしいということがわかってきました。

こういった症状をヘルペス後神経痛または帯状疱疹後神経痛と言うらしいです。

その後突然症状が現れることが度々ありました。
現在もあります。

やっかいなことにタイミングがわからないのです。
疲れているときとかストレスが溜まっているきなどに
出やすいということですが、自覚がありません。

病院に行こうかと思うと治まっていたりもします。
厄介な症状です。

このようにヘルペスには様々な症状があり、広範囲に渡って長く悩まされる場合が多いようです。

我慢できるからと言って放ったらかしにせず、違和感を感じたら早めに病院に行く方が良いでしょう。

そのとき、最新の医学情報をきちんと把握している医師に診察して貰いたいものですが、こればっかりはこちら(患者側)では判りかねます。

先生たちには日々お勉強を積んで行っていただきたいものですね。