さすが学究都市「つくば」ですね。
大会のテーマは「マラソンを科学する」だそうですよ。
あなたのご家族、友人、知人は完走されましたか?
また、タイムはどうだったでしょうか。
結果速報はこちらでご確認ください。
つくばマラソンは定員15,300名のビッグレースです。
10㎞レースも3,200名の定員ですね。
そんな人気のマラソン大会はいかにも科学の町「つくば」らしい色合いを見せていますね。
さて、マラソンを科学するとは具体的にはどうするのでしょうか。
レース戦略を科学する
マラソンではペース配分が重要ですね。
一般的にイーブンペース(一定速度)で走ることが、長距離・マラソンレースでは重要とされています。
しかし、レース経験の少ない市民ランナーにはそれは難しいです。
前半ちょっと頑張りすぎるとオーバーペースになり、後半失速するということも多々あります。
そこで、つくばマラソンでは全参加ランナーのビッグデータを解析し、マラソン成績とペース配分の関係の他、性別、年齢などの影響も考慮してペース戦略の指針となるデータの提示をしていきます。
スタートを科学する
スタートの混雑はどの大会でも悩みの一つです。
そこでつくばマラソンではスタートを2つのブロックに分けたそうです。
A1ブロック →2時間53分59秒までの記録を持つランナー
A2ブロック →2時間54分から3時間15分までの記録を持つランナー
この方法によりスムーズなスタートが実現できるようですよ。
のぼり旗で行きたい施設を見つける
レース前に更衣室を探したり手荷物預かり所を探したり、またレース中にトイレに行きたいと目をきょろきょろさせることも多いですよね。
今回はのぼり旗を設置し各施設がどこにあるのか目立つようにしたそうです。
また、施設名は、外国人のランナーでもかわかるよう、英語とピクトグラムで表現しているのですね。
出典:つくばマラソン公式HP
様々な工夫が科学的になされたつくばマラソン、満喫してみませんか。