皆さんは今までに転職をした事はありますか?
また転職をしようと思った事はありますか?
実はこの両者では実際にやったかどうかにおいて雲泥の差があるんですね。
ですので実際に転職活動をやった経験を踏まえ、成功するために必要な事を僭越ながら話させていただこうと思います。
特に初めての方はやり方を間違えてしまうと折角のチャンスを逃してしまう事にもなりかねませんので、効率的に転職活動をこなす為にも是非心得ておいていただければと思います。
転職を決意したらまずやること
まず転職を決意したら行う事ですが、最初に大切な事が『本当に自分は転職をしたいのかどうか?』と言うことを自問自答することです。
何故ならもしもその気持ちが中途半端なものであれば恐らく転職は成功しないのではないかと思われるからです。
またラッキーで転職先が決まるかも知れませんが、その後『やはり前の会社の方が良かった』等と後悔をする事になるケースも考えられます。
ですので転職を決意すると言うのは生半可な気持ちではいけないと言うことですね。
とりあえずここでは皆さんの気持ちが本気だと仮定をして進みますが、転職を決意したら二つの事を準備します。
一つは今いる会社を辞める為の準備です。
具体的には退職願いや今やっている仕事の整理、また仮に引き止められた場合を仮定して揺るがない強い意志を表明する下準備も必要です。
また、どうしても退職願を出す勇気がないという方には退職代行サービスというものもあります。
退職代行のやり方!サービス内容、料金など利用する前に知っておべきこと
上記の記事で解説していますので参考になさってください。
またもう一つは転職活動についてです。
どの様な転職活動をするかというと、昨今の時代ですとネットを使った転職サイト、また職業安定所、知り合いのツテを頼るという3つの方法があります。
これは会社を辞めた後ではなくて在職中で転職を決意した時から行っておかないといけないのです。
少々姑息なやり方かもしれませんが、勢い余って辞表を叩きつけてカッコよく会社を飛び出しても、生活のことを考えれば先行き不安になって当然なのですから。
まして、妻や子供がいる場合には慎重のうえにも慎重を期して事に当たらねばなりません。
在職中に転職先を探しておくことは想像以上に大事なポイントですよ。
また、転職には新卒と違った面接法というものがあります。
詳しくはこちらで解説しています。
転職面接成功のための5つのポイント!
具体的な転職活動方法
先ずネットを使った方法ですが、今はスマホ一つでも『転職サイト』と入力すれば直ぐに何社ものサイトが出てきます。
ただ会社が羅列されているだけではなく、例えば希望のお給料や勤務地、業種等もソートを掛けて検索する事ができますので非常に簡単に情報を得ることができます。
次に職業安定所ですが、ここの良い点は地域にマッチした企業が中小まで検索でき、それを受け付けに持参すれば一対一で面接をして、早ければその場で希望の会社に連絡を取ってくれることです。
ですのでネット検索程の企業数はありませんが、取り次ぎを行なってくれるという点では職業安定所も捨てたものではないと言えるでしょう。
そしてもしも皆あなたが取引先等のコネクションが多い場合には直接自分を売り込む事も出来るでしょう。
予め相手も自分の事仕事振りを知ってくれているのであれば尚更交渉は早く進むと言えます。
転職活動は勢い任せではいけない
転職に関していくつかのポイントをお伝えさせていただきました。
勿論方法論も大切なのですが、それ以上に中途半端な気持ちではなくて『絶対に良い転職をするのだ』という強い気持ちがとても大切になることを肝に銘じていただきたいと思います。
若い人が次のステップに挑戦することは良いことだと思いますが、ステップダウンなってはいけません。
ダメならまた転職すればいいや、という考え方もありますが、残念ながら今の日本では繰り返し転職する人を高評価する傾向はありません。
勢いだけで会社を飛び出しても必ずしも良い結果は望めません。
慎重の上にも慎重に転職活動をしていただきたいと思います。