地域にもよりますが、日本の冬の朝は寒いですね。
当たり前ですが。
で、冷え込んだ朝には車のフロントガラスが凍ってしまって大変な思いをすることが多いですね。
そうでなくても朝の忙しいところへフロントガラスの凍結を溶かす作業が加わります。
大変ですね。
そこで凍結を防ぐための方策をいろいろ試してみました。
フロントガラス凍結防止は100均でできるのか
冬の朝、車に乗ろうとしたらフロントガラスが凍っていて、出発が遅れるなんてことはありませんか?
フロントガラスの凍結は、放射冷却や結露などの原因で起こりますが、事前に対策をしておけば防ぐことができます。
まず、100均で買えるグッズを使ったフロントガラスの凍結防止方法をご紹介します。
【アルミシート】
アルミシートは、遮熱・断熱効果に優れているので、水道管に巻くことで凍結を防ぐことができます。
同じように、フロントガラスにもアルミシートをかけておくと、外気温の影響を受けにくくなります。
アルミシートは100均で売っているものでも十分ですが、サイズが小さい場合は2枚以上使って重ねるか、カッターで切ってつなげる必要があります。
アルミシートをフロントガラスにかけたら、両面テープやビニールテープで固定しましょう。
【プチプチ】
プチプチ(気泡緩衝シート)も、アルミシートと同じく断熱効果があります。
プチプチの気泡には空気が入っているので、放射冷却からフロントガラスを守ってくれます。
プチプチは100均で大きめのものを買えば、1枚でフロントガラス全体を覆える場合が多いです。
プチプチをフロントガラスに貼るときは、養生テープやマスキングテープなどで端を止めましょう。
【毛布やバスタオル】
毛布やバスタオルなど厚みのある布類も、フロントガラスの凍結防止に役立ちます。
布類は熱伝導率が低いので、外気温と内気温の差を緩和してくれます。
また、布類は水分を吸収する性質があるので、結露も防げます。
毛布やバスタオルは100均ではなく自宅にあるものでも構いませんが、汚れや臭いに注意してください。
布類をフロントガラスにかけたら、紐やクリップなどで固定しましょう。
凍結防止シートを100均で購入し使用
オートバックスなどのカー用品店で探せば実際、車のカバーは売っていますが結構なお値段がします。
そこで100均のダイソーに行ってみました。
何か、代わりになるものはないかと・・・
まあ、あるっちゃありますね。
保温やレジャー用のアルミシートです。
サイズはいろいろあるのですが、2~3人用の約90cm×170cm、大きいサイズであれば180cm×180cm、200㎝超えのものもあります。
フロントガラスの大きさに合わせて購入されると良いでしょう。
セリアやキャンドゥでも100均で豊富にサイズが揃ってますので探してみられてはいかがでしょうか。
装着方法としては両側のドアに挟む、ですね。
もしくは、
①シートの右端に穴をあけ、そこにゴム紐を通す
②左側にも穴をあけゴム紐を通す。
③両方のゴム紐をサイドミラーに引っ掛ける。
車の顔面にマスクを掛けてやるような感じで装着します。
これを夜にセットしておけばかなり凍結防止になります。
これで朝の解氷というルーティンワークから解放されれば安いもんです。
朝日の方角にフロントを向けておく
次に、お金を掛けずに凍結防止する策です。
朝日が差し込む方向に車のフロントを向けておくと、自然解氷できますよ。
あまりにも早朝に出勤する場合は無理ですが、1時間ほど日光に当てられればかなり違います。
また、壁やブロック塀に向かってフロントが来るように駐車していればほとんど凍結しません。
水分の付着を防いでくれるからです。
同じ理屈で屋根付きの駐車場であれば凍結しませんね。
屋根がなければ上記のような方法を取ってみられてはいかがでしょうか。
毛布、ダンボール、新聞などを掛けておく
先ほども触れましたが、もう少し詳しく見て行きましょう。
毛布、段ボール、新聞などは固定するのが難しいかもしれません。
難しいと言うより手間が掛かると言った方が正しいかもしれませんね。
新聞紙の場合、風が大敵でしょう。
どこかに飛んで他人に迷惑を掛けることもあるかもしれませんから注意が必要です。
ダンボールの場合、やはり固定するのが難しいですね。
ただ、ピチッと固定できればかなり効果が期待できます。
毛布の場合は効果もありますが、吸い取った水分が逆に凍結してしまい、フロントガラスに張り付いたようになってしまう場合があります。
どれも一長一短というところでしょうか。
予防という意味では雨粒をはじくコーティング剤を付けるという方法もあります。
完ぺきではありませんが凍り難くはなります。
凍結してしまったフロントガラスを楽に解氷する方法
できれば完璧な方法で凍結防止したいところですが、それでも凍ってしまうことはあります。
そんな場合には次に、できるだけ早く楽に解氷する方法を採りましょう。
一番手っ取り早いのはお湯を掛けることですが、これも注意が必要です。
ガラスの素材とお湯の温度にもよりますが、熱過ぎるお湯を掛けると熱膨張でガラスが破損する恐れがあります。
40°位なら問題ないと思われますが、今度は気温が低いと解凍したそばからまた凍結するという事態に陥ってしまいます。
ぬるま湯を2~3回掛けて完全に解氷するという方法が良いでしょう。
ただし、時間に余裕があればですが。
問題は駐車場が離れている場合ですよね。
自宅敷地に駐車場があれば問題ありませんが、有料駐車場などを借りている場合、自宅からかなり離れている場合もありますよね。
そんな場合は少々荷物になりますが、ペットボトルにお湯を入れて持って行くという方法を採らざるを得ません。
500mlを2本か、1lを1本くらい準備しておけば十分ではないでしょうか。
使ったペットボトルはそのまま車の中に入れて、晩にまた持って帰ります。
スタンダードな方法としてはエンジンスターターを使い、乗車する10~15分前にエンジンをかけるという方法ですね。
暖房を入れて送風をフロント側にしておけば意外と早く溶けます。
また、ウォッシャー液を出してワイパーを動かすという方法も効果的です。
水ではだめですよ。ウォッシャー液です。
あとは、解氷スプレーをかけて溶かす方法ですがお金がかかります。
しかし、お金とアルコール分さえ気にしなければかなりの効果が期待できます。
100均で材料をそろえて解氷スプレーを自作するという方法もあります。
エタノール、ボトルですね。
エタノール3に対して水1の割合で混ぜます。
完成です。
参考になる動画がありましたので紹介します。
エンジンをかける
これは厳密に言うと無料とは言えないかもしれません。
しかし、エンジンを始動することで、車の内部を温めることができます。
車の内部が温まることで、フロントガラスの凍結を防止することができます。
そりゃそうだと言えばそりゃそうなんですけどね。
エンジンを長時間始動させると、燃料消費量が増えるため、節約のためには時間を見計らうことが重要でしょう。
フロントガラスの凍結を防ぐアイテムたち
さすがに100均ではありませんが、世の中には便利な凍結防止グッズがたくさんあります。
その中からおススメのアイテムを紹介しましょう。
1.Meristcn
こちらAmazonで同カテゴリーベストセラー1位です。(2022年12月現在)
2023年でも最新版と言えるでしょう。
従来の薄いタイプと異なって、4層構造の厚手素材で、寒い朝の愛車の雪、霜、結氷などの除去の必要がなくカバーを外すだけの作業で済みます。
評判も上々のようです。
〇大雪にも対応できますよ
〇厚くてしっかりしてる
〇北海道で使ってます
〇冬場、毎朝のガラス凍結を全く気にしなくて済むように
〇コスパが良かった
2.Tevlaphee フロントガラス 凍結防止シート
こちら、精巧な縫製で雪、霜、氷、風、埃、紫外線などからカーフロントガラスを守り、凍結防止できます。
一般的な他の商品より厚手で丈夫な作りとなっていて、 防寒性や凍結防止、それに保温性もコスパ良しですよ。
8.OIENNI フロントカバー 凍結防止
非常に厚くて大型フロントカバーなので、ワイパーとフロントガラスだけでなく、両サイドの部分ガラスでも覆えます。
固定用防風ベルトが4本あり、車輪に簡単に取り付けられます。
口コミはこんな感じです。
〇厚みがあるので飛ばされません。
〇簡単でスピーディーに脱着可能です
〇雪国ドライバーに嬉しい商品
残念な評価としては
〇一度広げると入っていた専用袋に入りにくくなる
〇4か所タイヤに留めるんですがゴムなので耐久性がどうかな
ご参考になさってください。
解氷スプレーなら
古河薬品工業 解氷スプレートリガー 500ml 22-040
こちらAmazonの解氷スプレーカテゴリーでベストセラー1位です。(2022年12月現在)
〇早朝、夜間、凍りついたフロントガラスの解氷にも充分効果あり
〇素早く融けて忙しい朝を助けてくれます
〇時短アイテムとして最高です
〇この製品を使用して他の製品は使用してない
〇値段の割に、冬の凍結には十分
冬の寒い朝、フロントガラスの解氷は大変ですが、安全に運転するためには必要なことです。
今年の冬もめげずに頑張りましょう!
そうそう、車のフロントガラス凍結も困りものですが、水道管の凍結も対策が必要ですね。
こちらにまとめてみました。
100均用品で出来る水道管凍結防止策。簡単なんだから自分でやれよって話。
ご参考になさってくださいね。
それから大雪による停電なんかも心配ですね。
こちらの記事もご参考に。
どうする停電!せめてスマホだけはキープしたい!持ち歩けるポータブル電源
大雨、台風も甚大な被害をもたらすことがあり大変ですが、冬は冬で思わぬ事態に遭遇することがあります。
十分にお気を付けくださいね。