堂場瞬一「Killers」(上)(下)

 
警察小説の第1人者、堂場瞬一氏の渾身の長編小説です。
1500枚という紙面を作者の気迫で埋め尽くした感があります。
読み応えのある一作です。
 

 

 
 

殺人者は、いつの時代にも存在する。

2020年東京五輪に向けて再開発が進む渋谷区のアパートで、老人の他殺体が発見され、かつての名家の人間だったことが判明する。いったい、この男は何者なのか――。
五十年、三世代にわたる「Killers」=殺人者の系譜と、追う者たち、そして重なり合う渋谷という街の歴史。

東大開闢以来の天才と言われた男の人生は壮絶なものだったのですね。

読んでいて、キーワードは「血」と「地」だと思いました。

追う者と追われる者のそれぞれの血の系譜。

そして、渋谷という地に対しての思い入れ。

堂場氏の念が伝わってくるような熱量を感じた作品でした。

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